目に見えない存在、つまり霊を視る事が出来る人は少なく、大部分の人は何も視えません。
いわゆる視える人であっても、その視え方には差があり、ただ霊を視るだけの人もいます。
そして、霊の本質や霊自身の過去等、より深い部分まで視る事が出来る人はとても少ないです。
法生先生の霊視の力はとても強い為、霊の姿を視るだけではなく霊の記憶を読み取る事も出来ます。
ある生徒さんを霊視した際、先生に視えたのはコンクリートの坂と古い塀、曲がり角に小さな看板が立っているだけの、ごく普通の道路の風景でした。
塀の模様や、看板の姿形、そこに書かれた文字等を伝えると、生徒さんはとても驚いたそうです。
彼女には心当たりがありました。その道路は生徒さんのお祖母さんの家の付近の道路であり、お祖母さんが亡くなった場所だったそうです。
十数年前、生徒さんのお祖母さんの住んでいた地域が大きな災害に見舞われました。
お祖母さんその坂道を歩いていた時、津波に流されて亡くなったそうです。
生徒さんの側にいたお祖母さんの霊の最期の記憶を、先生は霊視によって視ていたのです。
お祖母さんにとても可愛がられていた生徒さんは悲しんで泣いていましたが、先生が修法して供養する事で、お祖母さんは彼女を守護してくれるようになったそうです。
それまで生徒さんは仕事や恋愛等においてトラブルが起きる事が多かったそうです。
しかし、守護霊となったお祖母さんの力と、彼女自身も修法や勤行を毎日行い、徳を積んでいく事で、素敵な出会いがあったそうです。