○の自覚がない幽霊

霊を視る力は人によって強弱があり、
気配だけを感じる人、ぼんやりとモヤがかかって見える人など、
色々なタイプの人がいます。

法生先生の霊視の力は非常に強く、
生きている人間と変わらない位、
霊の姿をはっきりと捉えています。

今日は、そんな先生が視え過ぎるが故に起こった
小さなハプニングをご紹介します。


法生先生が、仕事帰りに百貨店の前を歩いていた時の事です。

前方から白い服を着て大きな四角いカバンを抱えたおばあさんが、
まっすぐ先生の方に向かって歩いてきました。

こちらを避けるそぶりもなく、速足で直進したおばあさんは、
正面から先生に勢いよくぶつかり、
先生の方が上背があって体格も良かったので、
跳ね返されてしまったそうです。

先生は相手が怪我をしていないかと心配して、
急いでおばあさんが倒れた方を振り返りった所、
そこには誰の姿もなく、周りを見渡しても
おばあさんは見つからなかったそうです。

おばあさんとぶつかったのはもうすぐ夕方という時間帯です。

白い服はよく目立つ上、
辺りはまだ明るく人通りもまばらで、見落としたという事は考え辛く、
先生は、あのおばあさんは霊だったと気づいたそうです。

おそらくおばあさんは最近亡くなったばかりで、
本人に自分が〇んだという自覚がなく、
生前の習慣をなぞって、通っていた百貨店に霊体で買い物に来ていたのだろうとの事でした。

亡くなった自覚のない魂はあちらの世界に行くことが出来ず、
霊としてこの世を彷徨う事になるので、いつまで経っても安らげません。

このような霊を成仏させる為には、ただ葬儀をすれば良いわけではなく、
法生先生はいくつかの段階を得た上で
「ある事」をして、あの世に行けない霊を送り出します。

お客様や生徒さんに依頼を受けて、亡くなった方のご供養を先生が行い、
苦しんでいた霊が救われる事で、徳となります。

これらの徳によって、依頼主やご遺族の方々の運気を妨げていたものが取り除かれて、
ご神仏や優れたご先祖様の加護を受けられるようになるので、
良い事が沢山起きるそうです。

ご供養が終わってから、心身ともに崩れていた調子が良くなった、
恋人が出来た、臨時収入があった等、
嬉しい報告が先生の元にたくさん届いています。

亡くなった方が良いところへ向かわれて、
遺された人も幸せになりますように。