変わった夢や、特別な夢を見た時、
「何故こんな夢を見たのだろう」
「この夢には何か意味があるのか」
「夢が示す意味を正しく読み解いて、教えて欲しい」
そんな風に、セッションで師匠に尋ねる生徒さんは多いです。
夢は記憶の整理以外に、様々な意味があると言われていて、
・夢を見た当人の身に危険が迫っていることを教える
・関係者に不幸が起きる事を予知している。
上記のような警告の夢や、まったく逆のパターンで、
・近いうちに良縁を得る
・臨時の収入がある
といった、吉兆の夢もあります。
吉夢か凶夢か、時と場合にもよりますが、夢が重要な意味を持つ事に変わりありません。
何らかの夢を見た時、その夢が何を意味するのか、なぜそのような夢を見たのか。師匠は生徒さんの夢を読み解き、必要ならば霊視も行います。

明け方頃、ある生徒さんから電話がかかってきました。
こんな時間に電話して来るのは、切羽詰まった非常事態。着信に気づいた先生がすぐに折り返すと、電話口で生徒さんは「立て続けに恐ろしい夢を見た」と震える声で訴えたそうです。
生徒さんは一晩で二度も悪夢を見ており、どちらの夢でも子供が亡くなっていました。
「人が死ぬ夢」は不吉な夢と思われがちですが、夢占いにおいては吉夢と言われています。
ただし、それにも例外は有り、今回は凶夢の方でした。
1回目の夢の内容は、生徒さんが仕事を終えて、さあ退勤しようというタイミングで「子供が死んだ」という連絡があり、病院に駆け付ける夢だったそうです。
駆けつけた先は霊安室で、生徒さんは子供の顔を見た瞬間に目が覚めました。
2回目の夢では、お昼休憩でベンチに座っていた生徒さんの元に、子供が寄ってきました。
生徒さんが持っていたお菓子をあげようとすれば「食べられない」と言われ、抱き上げようとしても、すり抜けたそうです。
食べ物を食べる事が出来ない、触れない。これは子供が霊であるという事です。この夢でも生徒さんは、やはり子供の顔を見た瞬間に目が覚めました。
2つの夢の問題点は、亡くなった子供が、生徒さんの血縁ではなかった事です。
身内ではない子供が亡くなる夢は、霊障です。
実は、夢に出てきた子供は〇子の霊で、夢を通して生徒さんの魂を害そうとしていました。
〇子の霊は放っておけば厄介な事になるので、師匠は急いである修法を生徒さんに施し、守りを固めたそうです。
夢占いの知識があっても霊感がないと、お客様が見た夢がメッセージか霊障か、見分けがつきません。仮に霊障と判断できても、霊的な対処能力がない人では、それを解決するのはほぼ不可能です。
夢の意味に悩んだり、夢に振り回されない様に注意して、必要であれば専門家に聞く事をお勧めします。